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永井 啓之

 十人十色の個性や強みを存分に生かして

 100年続く老舗サロンを目指す。

  TONAI 代表取締役社長 永井 啓之

僕が美容師になろうと思ったのは、高校生の時に担当してもらった美容師さんがすごくかっこよく見えたから。

 

昔からファッションが好きで、かっこいい仕事がしたいという気持ちもありましたね。

 

高校卒業後は、大阪の美容専門学校に進学しました。

 

僕は勉強が苦手だったのですが、いざ学校に入ってしまえば皆スタートラインは同じ。

 

一生懸命頑張れば成長できることを学びました。

 

学生時代は美容の勉強が楽しくて、ワインディングのコンテストなどがあれば、できるだけ参加していましたね。

就職活動を始めた当初は、働きたいサロンが特になくて。

 

学校での練習は実際の現場とはかけ離れていることも多く、美容師になる具体的なイメージがなかなか湧かなかったんです。

 

そのこともあって卒業後の1年間は、学校に併設されているプロ校で経験を積ませてもらいました。

 

実際に現場で働いてみると、できないことがあまりにも多く、自分の未熟さを痛感しましたね。

 

そこで教育カリキュラムが確立されたサロンへ就職しようと決意し、『TONAI』を選びました。

永井 啓之

僕は新卒で入社して、今年で16年目。

 

先輩や上司が親身に相談に乗ってくれたり、困った時に助けてくれたり、周囲のサポートがあったからこそ、今まで続けることができました。

 

僕は「もっとここを大きくしたい」という想いで入社したのですが、実現するのは想像以上に困難でしたね。

 

この業界は独立や転職をする方が多く、僕自身も独立を考えた時期がありました。

 

しかし新規出店やスタッフの雇用など、独立してもやるべきことは変わらないと気付いたんです。

 

それであれば『TONAI』の大好きなスタッフと、皆で幸せになれる道を考えていきたいなと。

 

イチから始めるよりスケールの大きなことに挑戦できるし、今までの積み重ねの中で新しいものを生み出すのも面白いのではないかと考えました。

 

そんな思いが代表取締役社長というポジションに就く、きっかけの一つとなりました。

TONAI

働いていて一番辛いと感じるのは、やはり信頼するスタッフの退社です。

 

それは昔からずっと変わりません。

 

反対に自分の想いが通じたり、スタッフの成長を実感できたりすることが喜びです。

 

先輩・後輩間の密なコミュニケーションは、『TONAI』の社風として自然に染み付いていると思いますね。

 

僕が口を出さずとも、全員が当事者意識を持って、問題解決に取り組んでくれる空気を感じています。

 

お客さんをキレイにするためにもスタッフ同士のコミュニケーションは不可欠なので、その点では本当に助けられています。

美容師の魅力は担当するお客さんによって髪質や生活背景が違いますから、毎回新しい気持ちで仕事ができることだと思っています。

 

もし不測の事態が起これば、今までの学びを駆使して自分の力を試すことができますし、日々新しい発見や驚きも生まれます。

 

髪の毛を通してお客さんに元気を与えながら、その人を取り巻く環境をも変えていけるような力を、僕らは持っていると思うんです。

 

それを続けることこそが、世の中を元気にするのだと信じています。

 

僕はここを一人ひとりの個性や強みを生かしながら、お客さんに元気を与えられるような場所にしていきたい。

 

経営者としての立場ではなく、一人の美容師としてもそうでありたいと願っています。

TONAI

うちは今年で創業40年、僕が引き継いで丸2年が経ちました。

 

目標は100年続く老舗サロンを築き上げること。

 

僕らがあと60年間この業界で生き抜くには、確かな技術はもちろん、時代によって移り変わるニーズに応えながら、お客様の期待を上回っていくことが必要です。

 

そのためにもスタッフの強みを理解し、“個”の力を結集できるような環境づくりをしていきたいです。

 

『TONAI』は現在、大阪市内に6店舗を展開しています。

 

スタッフのサポートがあったからこそ、40年かけて会社を大きくすることができました。

 

うちはスタッフの半分以上が10年以上働いてくれていて、それが最大の強みでもあると思います。

 

若いスタッフはもちろん、長年一緒に頑張ってくれている仲間の存在は、僕にとってもすごく大きいですね。

 

大切なスタッフと色んなことに挑戦しながら、次世代を担う人材を育てていきたいです。

 

今後入社する方が3代目となり、会社を背負っていく可能性もあります。

 

せっかく学んだ技術も、引き継ぐ人がいなければ、そこで途絶えてしまう。

 

その人材を育てていくのは、まさに今現場で働くスタッフです。

 

若手にもどんどん責任のある仕事を任せたり、自分の意見を言える場を設けたり。

 

現在は引退後のことも視野に入れた動きを意識しています。

 

月に一度スタッフ全員で集まって終礼を行うのも、かれこれ20年ほど続くうちの慣習。

 

その際は店舗関係なくグループを作り、ディスカッションをしてもらっています。

 

そうすることで情報交換もできるし、店舗間の繋がりや絆も深まるんです。

永井 啓之

僕が入社してほしいのは、美容を通してさまざまなことを学びながら、一緒に成長できる方ですね。

 

美容が好きで仕事に対して前向きな方や、素直で貪欲な方は大歓迎。

 

それぞれの強みを見極めて、バランス良く採用することを心がけています。

 

入社後の教育カリキュラムはある程度決まっていて、人によって差はありますが大体3年ほどでデビューできるプランニングとなっています。

 

レッスンは強制ではなく、個人の裁量に任せていますね。

今後、僕がやってみたいのは、少しずつ減少傾向にある美容師の成り手を増やすことです。

 

そして個性溢れるTONAIを創り上げることです。

 

人の多様化と、環境の変化を楽しみながら、改めて仕事の面白さが伝えられる会社にしたいと思っています。

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